祖川の幼児教育って?

どうすれば
知能は伸びるの?

1|発達の大原則

「子どもをいい子に育てたい」「いろんな能力を持った子に育てたい」、そう思わない親はいません。

たとえ0才だろうと大人だろうと発達に関するすべてに通じる動物学上の大原則があります。 それが「使うものこそ発達する」ということです。つまり、人間である以上使うもの(=手、足、口、脳etc)言い換えるなら働かせば働かすほど発達するのです。おもちゃでも、砂遊びでも、ゲームでも、絵本でも、いっぱい遊べば自然と脳も働きます。これがそがわの幼児教育の基本原則なのです。

2|知能の発達は幼児期が最大!

右の図は脳重量の発達曲線です。もちろんこれは重量の発達ですので‘質’の発達とは違いますが、 幼児期(0~5才)に脳のかなりの部分がつくられるのです。

大人の脳重量が約1350~1400g 新生児が約360g つまり生まれてから大人になるまでに約1000gが増加するわけですが、その増加部分の75%が幼児期につくられているのです。

言葉を使えなかったオオカミ少女の事例

20世紀はじめ、インドカルカッタ付近のミドナポールの森で発見されたアマラとカマラの姉妹は、なんとオオカミと一緒に生活をしていました。当時2才と8才であった姉妹を牧師のシングはなんとか人間らしい生活を取り戻させてあげようと9年間教育を続けたそうですが、やはり言語の習得は非常に困難だったそうです。脳が最も発達する時期に、人間としての刺激を与えられなかったが故に起こった悲劇的な事例です。

3|知能の発達と脳細胞のネットワークが発達すること

具体的に「知能が発達する」とは何が発達するのでしょう?

「 発達」というと身長や体重の増加のように細胞分裂によってその数が増えることをイメージをします。ところがこれが大間違い!脳の細胞である神経細胞は生まれたときから約140億、それは細胞分裂を起こさない細胞なのです。なんと脳の1000gの発達は「ネットワークの発達」だったのです。

では、何が発達するのでしょうか?

神経細胞は、核のまわりから樹状突起や軸索が伸びており、この「樹状突起の数の増加」が脳の発達なのです。

また、「外界からの刺激」を受けることにより、アンテナが伸び、神経細胞同士のネットワークが広がっていきます。

つまり、生まれてからいろんなものを見て・聞いて・触って・におって・味わって五感からの刺激=情報の多さが脳の発達をもたらすのです。

4|「継続は力なり」大切なのは継続すること

そしてもうひとつの脳の発達が軸索の髄鞘化 (じくさくのずいしょうか)、少し言葉が難しくなりましたが、平たく言えば電線にカバー(髄鞘)をつけて絶縁体の役目をさせ、もれを防ぎ、早く確実に情報を送る役目をするのです。

この発達をもたらすのが「反復」つまり「リピート」です。

1回の刺激では完成しない回路もそれを反復することによって回路として定着する、そう考えてください。ですから逆に使われなくなったネットワークの消減化もこの幼児期に進んでいるのです。それぞれの年齢にあった形で「リピート」することが、子どもの身につき財産になっていくのです。

「幼児教育」は「早期教育」ではありません。

幼児の知能開発は学校でのお勉強を早くはじめるのとは訳が違います。読み・書き・そろばんばかりするのではなく、それをするための基礎力を伸ばすのです。聞く力、理解する力、考える力、記憶する力といった知的能力を伸ばしたいのです。もちろんそれが読み・書き・そろばんの能力へと続きますが幼児教育の原点は「知・徳・体」もしくは「知」「情」「意」「体」であることに変わりはありません。そがわはその1つの分野を担当しているのです。

どうすれば知能は伸びる?

1|キーワードは「遊び」

では、どうすれば知能を発達させられるのでしょうか。
そのキーワードが1にも2にも「遊び」なのです。 実際の幼児の姿を見てみましょう。

1歳児の遊び

1歳の子が一生懸命、玩具を噛んでいるところです。「これは固いのか?食べられるのか?」なんでも口で確かめる時期です。これがこの時期の遊びです。

2歳児の遊び

2歳の子が積み木同士をコンコンとたたいています。「重いなぁ~」「音がするぞ~」これも遊びです。

4~5歳児の遊び

4~5歳の子がお母さんの真似をしてままごとをしているところ。この時期になるといよいよごっこ遊びがはじまります。「今日は何にしようか」などという時はお母さんそっくりです!

2|「楽しみこそが学ぶこと」それがそがわのE.D.A教室です

じゃあ、この遊びを知育玩具を使って教室形式にして少人数で遊べば、もっと効果的に、しかも集中して楽しみながらできるのでは?それがそがわのEDA教室でやっている遊びの要素を取り入れた知能開発なのです。

そがわのE.D.A教室の特徴
  1. 少人数ならお友達もつくれます
  2. 少人数なら競争心も生まれます
  3. 知育玩具を使えばもっとおもしろくなります
  4. 先生がいると何でも教えてもらえます
  5. 一生懸命になると集中力も増します

それぞれの年齢にあった『Fun=楽しい』 『Activities=刺激』をそれぞれの年齢にあった形で『Repeat=くりかえす』ことが大切です。そして与えてあげる刺激の量 も大切です。あまり毎日多すぎてもかえって多動や不注意や集中力の欠如といったことになりかねません。週2回各1時間くらいがちょうどよい刺激なのです。

でも、なんでも早ければ早いほどいいというわけではありません。幼児の知能開発にとって大切なことは『早くはじめること』より『継続すること』 。これがそがわの遊びの要素を取り入れたEDA教室という名の幼児教室なのです。「楽しみこそが学ぶこと」とはこういうことなのです。

3|「楽しい」「あそびを」「反復」せよ。そがわが40年で培ってきたREFA理論。

幼児の知能開発のためには、楽しい遊びの要素をふんだんに取り入れた教材で、たくさんの脳への刺激を反復することが不可欠であると考えます。これを私たちはREFA理論と呼んでいます。

つまり、楽しい遊びを繰り返すことがREFA理論なのです。そがわが40年かけて培って来たREFA理論をもとに、それぞれの年齢にあった最もやる気の発揮できる適度なカリキュラムを与えることで子どもたちは楽しみながら知恵を伸ばしていくことができるのです。

知能開発ってお受験対策のこと!?

いえいえ、全く違います。

「知能開発」は幼稚園受験や小学校受験のようなすぐ目先のことを目的とはしていません。0~6才の脳が最も発達するこの時期にカルタ取りや神経衰弱の遊びを通 して知能を伸ばそうとするのが「知能開発」なのです。カルタ取りをしようと思えば聞く力、判断力が必要ですし。神経衰弱の強い子は記憶力も強いはずだと考えるのが知能開発なのです。

では、どうして受験にも強いの?

それをそがわでは「当たり前」と考えています。こんな遊びを通して聞く力、理解力、判断力、記憶力が強くなれば、どんな受験でもへっちゃら!受験なんて強くて当たり前なのではないでしょうか?それよりも知能が伸びるから、どんなに将来の勉強がラクになるか。それがそがわの目指すところなのです。

その効果は?

1|きちんと話が聞ける子になります

E・D・A教室ではおすわりしてまず音楽を聞くことからはじまります。またすべての教室が5名(1~2才)~9名(5才)までの少人数制です。1人1人に先生の目が届きます。
不思議なくらい、座って人の話が聞けるようになります。それに教材がくるたびに変わるので、子どもにすれば「今度はなんだろう」という興味がわき、自然とそちらに目が向くのです。

2|「やればできる」とういう自信にあふれた子になります

パズルが「パチン」と音をたててきれいに入りますと、どの子も「ニヤッ」と笑います。自分自身で「出来た!」と感じているのです。 そして先生が1人1人に「わぁ、すごい」と声をかけてくれます。そのなんとうれしそうな顔!自分自身の「できた」という評価と他人にほめてもらった体験。 これが「やればできる!」という自信にあふれた子ども達をつくるのです。

3|知能指数(IQ)の伸びが加速されます

E・D・A教室では3才から毎年1回、知能測定(田中ビネー式)をしてその子の知能の伸びをチェックしていきます。E・D・A教室に通いますと必ずといっていいほど IQが100の子は110に、120の子は130へと確実に伸びていきます。 その伸びはなにもしないで年齢とともに伸びる自然増とはあきらかに違ってきます。

6歳の女の子のケース

ある女の子ですが、2歳からE・D・A教室に入り、3歳でIQ「118」、4歳でIQ「131」、5歳でIQ「144」、6歳でIQ「163」を記録しました。これはすごい伸びだと言えるのではないでしょうか。

4|IQの伸びで次の3つの能力がアップします

IQを構成する能力は「ことば」「数」「図形」の3つの領域の「理解力」「記憶力」「考える力」です。これらの能力がIQのアップとともについてきます。

理解力

言葉を理解する。人の話をきちんと聞いて意味を理解しなければなりません。これがすべての土台の能力です。

記憶力

人から聞いた話を覚えていかないと能力は伸びません。覚える能力でことばも文字も獲得できるのです。

考える力

理解して、覚えて、考えて答えを出していきます。自分で考えて答えをみつけだす能力、これが重要です。

5|いわゆる「読み」「書き」「そろばん」の基礎能力ができます

「あいうえお」は小学校に入ってからでいい、自分の名前がわかれば・・・。 そんな悠長なことは言ってられません。 1年生の1学期から絵日記がはじまります。 それよりも、自分で絵本が読めるようになったら、その子にとってどんなすばらしい世界が開けるか、むしろそのことの方が大事です。
「あいうえお」や「漢字」といった文字でも子どもが興味をもったその時に与えてやると、驚くほど吸収します。
‘どの子もすべて文字に興味を持つのは小学校になった6才’と決めつける方がおかしいのです。

6|何より大切な「意欲」を育てます

このような「遊び」を取り入れた幼児教育をすることによって好奇心に火がつき、「やってみたい」「知りたい」という意欲が育まれます。この「意欲」こそがすべての学習の源なのです。絵本や紙芝居をすると子どもは楽しければ「もう1回読んで」といいます。カリキュラムのすごろくやトランプも、しつこいくらいに「もういっかい!」が始まります。これが「意欲」です。

幼児教育の良し・悪しを決める大切なチェックポイントは「子どもがまた来たい」と思うこの「意欲」なのです。人生を前向きに生きることだって、すべてこの「意欲」があるからこそなのです。

何より大切なのは、愛情溢れる家庭教育です。

最近の脳科学は脳の前頭葉という部分が「知・徳・体」を統括するのに非常に重要であることをつきとめました。そしてその前頭葉の発達をもたらすのが「社会性」つまり人と人との関係、人と社会との関係つまり「群れ」が発生して来て非常に発達した部位 だというのです。

そのためにもそがわのE・D・A教室では少人数の集団で行うのですが、幼稚園や保育園も重要ですし、なによりも幼児期は父親や母親や兄弟といった愛情あふれた家庭教育がなにより重要なことなのです。